previous arrow
previous arrow
next arrow
next arrow
Slider
 オクラホマシティ

オクラホマシティ

Oklahoma City, Oklahoma
ゆたかな町並みの背景に先住民の末路が見える オクラホマシティはオクラホマ州の州都。面積は1608平方km(621平方マイル)、最大標高は396m。1830年、アメリカ政府はインディアン移住法を制定。風が強く、時には竜巻が襲いかかる痩せた不毛の当地を強制移住先と決定した。
オクラホマは赤い(Okla)人々(Homma)、つまりのインディアンを意味する。先祖代々数千年に渡り住みなれた土地を追われた東部数万人のインディアンが南部オクラホマに向かったその道は「涙のトレイル(Trail of Tears)」として今も歴史に残っている。途上、多くの死者を出したという。
1889年、オクラホマは突然ヨーロッパ入植者に提供されることとなり、同年4月22日、1万人以上がこの地に押し掛け、我先にと土地の所有権を主張した。あっという間に白人の町と化した当地はスーナーステイト(Sooner State、早い者勝ちの州)と呼ばれた。
1928年、オクラホマで油田が発見されオイルブームが沸騰する。人々はオイルマネーを原資に川を堰き止めダムと人造湖を造り、広い土地に豪壮な住宅を建設。オクラホマは経済に恵まれた美しい町に変貌した。オクラホマ州のインディアンの人口比は減り続け、現在55部族30万人が住む。
当地出身のウィル・ロジャースはインディアン、チェロキー族の末裔。映画俳優であり社会評論家としても尊敬されている。彼の名前を冠した学校はオクラホマだけで13校、ロジャース・パーク(写真1-2)、カリフォルニアのウイル・ロジャース歴史公園、テキサスのウイル・ロジャース記念センターをはじめアメリカには彼の名に因んだ施設が多くある。
オクラホマシティにあるウィル・ロジャース国際空港のターミナル正面には馬に跨ったウィル・ロジャースの彫像が飾られている(写真5)。