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 デビルスタワー国立モニュメント

デビルスタワー国立モニュメント

Devils Tower National Monument, Wyoming
未知との遭遇、いったい何だ!この山は デビルスタワーはワイオミング州北東部に位置し、面積は5.5平方km(2.1平方マイル)、最大標高は1558m。1906年に国立モニュメントに指定された。
スティーブン・スピルバーグ監督「未知との遭遇」 の印象があまりにも強烈。ラストシーンで山頂に円盤が舞い降りる。宇宙人が人類とコンタクトする謎の場所、それはデビルスタワーだった。
映画のイメージとどうしても重なるけれど、実際にデビルスタワーの麓に立つと今にも何かが起きそうな不思議な感覚に襲われる。ワイオミングの穏やかな草原地帯と、何の脈絡もない特異な独立峰の組み合わせはあまりにもミスマッチ、とにかくSF的な眺めなのだ。
デビルスタワーは古代よりインディアン・スー族、カイオア族、アラパホ族をはじめ20を超える部族に崇拝されてきた。
観光客増大とロッククライマーの出現により信仰のための祭祀が困難になったが、1994年にクリントン大統領が制定したインディアン聖地保護政策により伝統文化が復活しつつある。
実は山のように見えるかたまりは巨岩、ひとつの石だそうである。2億年前、中生代三畳紀の火山活動で噴火したマグマが厚い堆積岩層を突き破って垂直に吹きあがり、そのまま冷えて現在のデビルスタワーの形をした硬質の溶岩塊(響岩質斑岩)が地中に出来あがった。その後数千万年かけて周辺の堆積岩層が浸食されデビルスタワーが地上に出現したという。
モニュメントのゲートを一歩外に出た草原はプレーリードッグの一大生息地帯となっていた。傍に近寄る人間にはお構いなし。小さな体で背伸びしてひたすら遠くを睥睨する姿は何ともほほえましい(写真-4)。悪魔の塔に圧倒された僕たち夫婦の緊張感はすっかり緩んでしまうのだった。