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 オルガンパイプ・カクタス国立モニュメント

オルガンパイプ・カクタス国立モニュメント

Organ Pipe Cactus National Monument, Arizona
アメリカ、メキシコに跨るソノラ砂漠固有のサボテン オルガンパイプ・カクタス国立モニュメントはアリゾナ州南部に位置し、面積は1330平方km(514平方マイル)、最大標高は509m。1937年にナショナルモニュメントに指定された。
オルガンパイプ・カクタスは柱サボテンの一種。単幹から枝が林立する形状が楽器のパイプオルガンに似ていることから名付けられた俗称で正式にはStenocereus Thurberiという。成長は遅く、最大高の8m、幅4mになるまでに150年かかる。4月から6月にかけて白い花が夜に咲き、コウモリにより受粉され、テニスボールほどの大きさのスイカに似た風味の果実はスイカよりはるかに美味だというが、僕はまだ食べたことがない。
ゲートシティはアホ(Ajo)。発音は日本語の阿呆と同じ。当地はアホ連山(Ajo Range)、アホ山(Ajo Mountain)そして公園内を周回するアホ道(Ajo mountain Drive)などアホのオンパレードである
が、その意味は「絵を描く」こと。当地に住むインディアン、パパゴ族の言葉である。ちなみにアホ・バカ・スープ(Sopa de Ajo y Vaca)という頓珍漢なメキシコ料理があり、スペイン語でAjoはニンニク、Vacaは牛肉。
アホはアリゾナ州ピーマ郡に属する面積73平方km(28方マイル)、インディアン3000人を含む人口4万人の田舎町である。19世紀に銅鉱脈が発見され20世紀前半にはアホ鉱山は大繁栄したが1983年に閉山した。
当地はメキシコ国境に接し、南に僅か3マイルの距離にメキシコ、ソノラ州ソノイタ(Sonoita)の町がある。僕はレンタカーで何度もメキシコ国境を越えたことがあるが車の旅行に不慣れな人は注意を要する。メキシコはジュネーブ条約に加盟していないので事故などに際してアメリカのレンタカー保険は適用外となるからだ。