previous arrow
previous arrow
next arrow
next arrow
Slider
 ナッシュビル

ナッシュビル

Nashville, Tennessee
カントリー音楽の町、そしてブルーグラスの発祥の地 ナッシュビルはアメリカ南部テネシー州の州都。ケンタッキー州カンバーランド高原からテネシー州に流れるカンバーランド川沿いに位置し、面積は1363平方km(526平方マイル)、最大標高は350m。
18世紀末にヨーロッパ人が入植し1843年にはテネシーの州都となった。1862年、南北戦争さなかにアメリカ合衆国軍グラント将軍はカンバーラント川とテネシー川を掌握、ナッシュビルは南部連合国のなかで最初に北軍に陥落した。1864年、ナッシュビルの南側の町フランクリン(写真-3)の戦いでは1万人が戦死したと伝えられている。
南北戦争が終結した19世紀後半以降、ナッシュビルは綿花とタバコの生産で急速に経済を回復させ、また製造業と水上交易、南部における鉄道輸送の拠点として重要な地位を占めるように
なった。
歴史地区に指定されているカンバーラント川沿いの倉庫街は、往時の町並みの雰囲気が残されている(写真4-5)。またダウンタウン周辺には19世紀の繁栄期を物語るプランテーションが数多く残されている(写真1-2)。
ナッシュビルを象徴するカントリーミュージックはアイルランドやスコットランドなどケルト人をはじめとしたヨーロッパ入植者の民謡が源流となりブルーグラスが生まれ、黒人音楽などと融合を繰り返し大衆化した。ダウンタウンにあるミュージックロウ(Music Row)には多くの音楽スタジオ、ライブハウスがある(写真6-8)。驚いたことに朝からライブをやっている店もある。
最近、アメリカの地方都市ではバーで酒を飲む人が減っている。しかし飲むのはノンアルコールビールなので酒自体は嫌いではなさそうだ。このあたりは日本の事情とは少し違うかも知れない。