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グレートスモーキーマウンテン国立公園

 グレートスモーキーマウンテン国立公園
Great Smoky Mountains National Park
North Carolina, Tennessee
MY FA VO RI TE
連なる山脈が青く霞む

グレートスモーキーマウンテン国立公園はアメリカ南東部、ノースカロライナ州、テネシー州に跨る国立公園で面積は2110平方km(814平方マイル)、最大標高はアパラチア山脈にあるクリングマンズ・ドームで2025m。1934年に国立公園に指定、1983年ユネスコ世界遺産登録された。北西50マイルにノックスビル、南東80マイルにアッシュビルの町がある。
国立公園となったグレートスモーキーマウンテンのエリアには数千年来に渡り先住民族インディアンチェロキー族が居住していた。18世紀後半からヨーロッパ人の入植に伴い森林の伐採が活発化し、更に1830年にアメリカ政府が制定したインディアン強制移住法により先住民族は当地から姿を消した。
この国立公園の、雨が多く湿潤な気候とクマとサンショウウオが棲む大自然はどこか日本の山林風景とイメージが重なる。山間部の降雨量は年間で2200mm。高知県の年間降雨量とほぼ同じ、ちなみに日本の平均は1700mm。モニュメントバレーなどアメリカ大自然の典型像である砂漠の大平原風景とは真逆、湿潤な気候と広葉樹の原生林は日本の山間部の環境と近い。
グレートスモーキーマウンテンのもうひとつの特徴は1本しかない州道が大渋滞するということ。入園者数はアメリカ国立公園最大で年間1千万人に達する。とくに秋の紅葉シーズンの混雑は想像を絶する。公園北側にピジョンフォージというファミリー層や若い人向けのアトラクションやテーマパーク等々が州道沿いに延々連続する騒々しい町があってこれが混雑の原因。
公園には東のチェロキーから入って北のガットリンバーグに抜けるというのが渋滞に巻き込まれない方法だと思う。青い山脈、若い人。陽のあたる坂道。何かにつけて日本的な国立公園なのである。